科学技術の話題として、京都大学で水と炭酸ガスから石油を合成したとのこと。
水の量が相対的に減って、石油が増えることにより、費用が浮く。
また、海外との輸入も減るんじゃないかと考えている人もいるそうです。
これはどんな意味をもたらすか?
技術革新は行動範囲の拡大につながる
技術が実用化されると、人間の生き方も必ず変わります。
電車が生まれると、歩かなくても乗るだけで目的地へ着く。
飛行機が生まれると、地形に関係なく空を使って真っすぐいける。
すると時間が浮いて、人の行動範囲も広がります。
輸送移動に関する費用が安くなると、多くの人にとって行動範囲が広がる。
結果として、観光が生まれ、文化も栄えるようになります。
他国からお客様が商品を購入するため、経済も潤っていきますね。
技術は情報も含む
技術は何も科学だけではありません。
精神世界においても、ある人が特別な思想を生み出した。
すると思想を通してさらに現代社会を考えるようになる。
結果、周りの人とは違った見方ができるようになります。
世の中は「気づく」かどうかで勝負が決まる分野もあるのです。
多くの人が「気づく」ようになると、今までのやり方が通用しなくなります。
良い例として詐欺です。
詐欺は形を変えて騙される人が多い反面、情報を知って防衛する人も多い。
詐欺に関する情報を知らない場合、だまされやすい。
しかし、サギからお金を守る情報をテレビや雑誌などで知る。
そこに「どうしたら詐欺に引っかからずに済むか?」
考えることで、ある程度詐欺からお金を守ることができます。
石油はどう変える?
京大が石油を作ったことで、今後どう変わるのでしょうか?
まず石油の値段が安くなると思われます。
また、国際関係も微妙に変わってくるでしょう。
石油技術が実用化できれば、輸入量を減らして自国生産するから。
すると、取引国はどのような対策をとるか?
石油で潤っていた人たちはどのような行動に出るか?
色々な方向から見つめることで、対応策がとれるようになります。
ぜひ考えてみましょう。