やまさん

というタイトル通り、山尾志桜里議員の釈明会見にて述べられた言葉です。
彼女は記者から尋ねられました。

「あなたは嘘をつかないことを信条にしている。
なのにプリペイドカード、ガソリンにおいて嘘をついてしまった。
国民に対し、どう釈明をするのか」

その際、彼女は嘘に関する定義を述べたわけです。

 


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嘘をついてもいいとき

基本、人はどうして嘘をつくのでしょう?
彼女は疑惑をかけられていました。

疑惑から逃れるためには、別な情報を与えねばなりません。
例えばあなたが弟のケーキを食べたとする。

弟から「兄ちゃん(姉ちゃん)、ケーキを食べたでしょ」
弟は拳を握っている。さあ、殴られないためにどういえばいいのでしょう。

その時、自分の身を守るために「母が食べたんだよ」
と、嘘をついてしまうのです。

すなわち、嘘は自分の立場を守るためにつく手段です。
政治家だから嘘をついてはいけないというのではありません。
彼女も自分の立場を守るために、つい嘘を出した。

しかし問題は嘘をついたこと以上に、弁解が多くの人にとって余計な考えを与えたことです。

 

あなたと私の嘘は違う

「あなたが考える嘘という言葉」、「私が想う嘘という言葉」は違う。
一言でいえば「定義の違い」です。

定義が違えば、何をやっても許されるのか?
政治家だからって、一つの言葉の意味が違うと許されるのか?
そこに不信感を抱いてしまうのですね。

元から抱いていた不信感をさらに上乗せしてしまった。
政治家は国民から不信感を抱かれても、同時に信頼を得る人もいるから、気にしないのかもしれない。
だがこの問題は一人の政治家だけで済む問題ではないのです。

党内全体がそういう空気でやるんだ。
真面目にやっている議員にとって、風評被害を受けるかのような問題でもあります。

そこをわかっていれば、政治家の言葉はかなり重たいのです。
自分だけで済むなら別に重たくありません。

しかし、彼女がお世話になっている人、そこに属する政治家(同僚、上司、部下)
と、自分以外にも迷惑がかかってしまう。

後ろを理解しているなら、彼女はもしかすると違った返答を述べていたかもしれません。